今回の素敵なMF Womanは、

ゴールドマン・サックス証券会社 汎アジア投資調査統括部長

キャシー・松井さんです。

  

Profile

キャシー松井さんは、

1986年 ハーバード大学 1990年ジョンズボブキンズ大学院卒業後、 ロータリー奨学生として神戸大学に留学しました。

日本輸出入銀行ワシントンD.務所に勤務。その後 バークレーズ証券会社へ。

チーフストラテジストを経て、ゴールドマン・サックス証券会社に入社。

インスティチューショナル・インベスター誌のアナリストランキングで、    日本株式投資戦略部門1位を2年連続で獲得。日経アナリストランキングでは日本株式投資戦略部門にて2位を獲得しています。

 現在は、マネージングディレクター兼チーフストラテジスト。また、汎アジア投資調査統括部長として、ファンドマネージャーなどに投資戦略及び資産配分アドバイスを行っています。

 また、キャシー松井さんは、9歳と5歳の二人のお子さんのママでもあります。 

ただでさえ男性社会でハードな証券業界で管理職のポストにつき、子どもも育てていたなんて・・・!いろんな顔を持っている、そんな彼女にお話を聞いてみました。

         

 Q:キャリアと子育ての両立はどうしているのでしょう

 親類縁者が日本にいないので、すべてシッターさんにお願いしています。

子供も、9歳と5歳で、だんだん行動も別行動になってきているので・・・。

でも両立は難しい。お母さんになれることも、キャリアをがんばることのバランスを自分で決めて、納得すること。19でも、55でもいいから、納得することだと思います。

母もそうだったので、あたりまえのように子どもを産んでも仕事をしています。母も父も日本人ですが、アメリカに渡り農家をやっていました。母は4人の子供を育てながら、農家での仕事も誰の助けも借りずにこなしていました、その環境に比べたら、自分はそんなに大変じゃないのです。

 

Q:出産のときはどのように切り抜けました?

産休は4ヶ月。一週間で、復帰できると思ったけれど、思ったより、きつかったです。

復帰してからも、子どもの様子を電話で何度も尋ねたり、仕事を辞めようと思ったこともあったけれど、働くお母さんってすばらしいと思うから、がんばって続けています。

 

Q:旦那様は家事や子育てに協力的?

それがひとつの条件で、結婚しました。子どもを産もうと思っていたので、協力してくれる男性と結婚しました。日本の男性は、まだまだ、協力的な人が少ないと思うし、前例が少ない。

 Q:理想のキャリアスタイルは?

 一日を自分で、コントロールできること。出張したい時出張ができて、書きたい時に書けて、自由な時間が持てること。近頃は、マネージメント業務になってきているので、比較的自由な時間が持てています。

子供の活動にもっと参加したい。PTAや学校の行事など。大きなイベントは、最初にスケジュールを押さえておきます。土日は完全にお休み。家族のために過ごします。子どもが生まれる前までは、仕事していましたけれど・・・。

 Q:今の仕事を選んだのは?

 学生時代から専攻していた分野で、経済・ファイナンス系を勉強していました。自分が好きな分野ですので、15年同じ仕事をしています。女性も男性も平等ですし、逆に女性があまりいないので、目立ちます。

Q:失敗したと思った時はありますか? 

病気になったこと。大病をしました。朝から晩まで、働きすぎて。もう、これからは、病気しないように、少し、ゆっくりすること。それから、運動なども気をつけてするようにしています。

Q:メンターはいますか?

女性、男性ともに、社内にいます。

 Q:日本の女性たちにメッセージをお願いします。

 キャリアを持ちながら、子供を育てることが大事。ワーキングマザーになることにはいい面がたくさんあるから。どこを20%切るのか、どこを取るのか、100%お母さん、100%仕事は無理。マスコミは、弱点だけをフォーカスしていると思います。

On The Job Trainingをがんばって欲しいです。

少子・高齢化が進むにつれ、子供を育て上げ、一段落したと思ったら、すぐ、親の介護がやってきて、キャリアを持てないという事実を政治家はもっと、考えて欲しいいと思います。

  

また一人、がんばっている素敵な女性と出会い、元気をもらいました。

キャシー松井さん、どうもありがとうございました。

また、この取材をアテンドしていただいた、秘書の鈴木さんにも感謝です! 

      リーダーシップ111にて

     

 
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