会社形式ではなく、フリーランスの立場で、 香り&アロマテラピーをテーマとした企画・サービス業を行っている。
アロマテラピーと出会ったのは1995年。出産後の体質改善というリラクセーションのために勉強を始めたのがきっかけだった。
完全にフリーランスとなったのは1999年。
アロマセラピスト養成のための専門教育を受けた後のサロン勤務経験は勿論のこと、かつてのホテル広報の経験を生かし、独自の価値観に基づくアロマトリートメントサービスを創りたいと考え自宅の一室を利用してスタート。息の長い仕事をしていきたいと考えたので、極力コストを抑え、それまでの自分の貯金を土台に、最低限必要な設備を整えながら、工夫をこらした。
同時に、20代の雑誌編集者時代から交流のあった香水評論家の方からの仕事依頼(執筆。講師業)も続き、以来、すこしずつ、活動の場を増やしている。
単に知識を深める講義のみにとどまらず、20代に専門的に学んだ香水の基本知識や香料調合の経験も生かしつつ、2002年からはアート教室における香りの創作教育もはじめている。
年商~今後の展望
家族(デザイナーの夫と9才の息子)のケアとの両立を大切にしてきたため、現時点の収入は、仕事に必要な経費プラスアルファで相殺、という程度だが、徐々に香りの仕事の活動時間、場面
とも増やしていきたいと考えている。
出産直後の数年、企画や執筆等わずかな仕事の合間に大学(通信制)で幼児教育を学び、保育士資格取得、後に日本アロマテラピー協会認定のインストラクター資格、セラピスト資格を取得するに至る技能の蓄積も、今後の仕事の基盤にしていきたい。